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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(1-212)  自由を我等に  (2回目)

  1. 2010/12/16(木) 23:00:00_
  2. ルネ・クレール
  3. _ comment:2
再見  À nous la liberté  (自由を我等に)  1931年・フランス



自由を我等に




 
.


2010年12月16日(木)  セルDVDを鑑賞しました。

監督 ルネ・クレール
主演 レイモンド・コルディ(ルイ役)
    アンリ・マルシャン(エミール役)

感想

初見時は真っすぐに見た通りに感想を書いていて、10年間のベスト10に入っているし、
その時はそれで良かったんですけど・・・

今回、一番思ったのは、チャーリーがこの映画を真似して「モダン・タイムス」作ったのかな?
という、とっても悲しい感想でした

初見時は、その件にも触れていて、それぞれに名作を作ったと書いてあるけど、
5年という時間があるし、申し訳ないけど、真似しなかったとは言えないシーンが多いと思う。
もちろん、そいういうシーンだけで「モダン・タイムス」が出来ているのではないから、
それぞれに良い作品なんだけど、何となくしっくりとこなくて・・・辛い。

裏返し、トーキーだけどサイレントが効いているこの作品「自由を我等に」と、
サイレントだけどトーキーが光っている「モダン・タイムス」と。

その件を除いて、他の感想としては、
クレールもフランス人だから「自由」への想いは、多分地球上で一番持っている国の人間なので、
この映画で「自由」とは何かを、
本当に考えさせてくれているんだと思いました。


元々は、何か悪いことしたから刑務所に入っていたのだけど、その事を忘れるような作りになっていて、
それは鑑賞者がボーっとしているからなんですけど、上手だなぁと思いました。

刑務所から見る外は全部が自由。
外ではお金のある人の方が、圧倒的に、自由・・・?
女性にモテル人の方が自由???
自分の地位を守るために、お金で買えるモノは全部買うのは、自由か???

なんだかんだと、コメディも散りばめて、
最後は二人、一文無しになって自由に唄いながら歩いてゆく・・・これが本物の自由???

責任のある中にあるのが本当の自由なら、
警察から逃げて唄って旅するのは自由ではないのか???

わけが分からなくなりますが、
80年も経った、今現在でも、同じことを、
人間は問いかけながら生きているのではないでしょうか?

やっぱり、すっごい名作です。

二人の再会のシーン、その後に続くシーン、
それは、そのあとに出来た多くの映画の中に、きっと散りばめられた
今でもドラマなんかにある・・・陳腐なのかもしれないけど、
人間ってそういうものだなぁ・・・と、しみじみ

♪自由を我等に♪ あの歌のその部分、覚えていた通りで、フランス語であろうが日本語であろうが
覚えていた、いつまでも消えない、そんな名曲です。

ラストシーンの、ルイがお金持ちの車を、あの目で見送った時に
エミールが、お尻を蹴って、お互い蹴りあいっこして、そうして唄いながら歩いてゆく・・・
これはラストシーンとしても、名作中の名作だと思いました。



**************************



初見時等の感想はこちら

自由を我等に(31・仏) ・・・ 1-212
自由を我等に(31・仏)(殿堂入り) ・・・ 1-212  




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comment

こんにちは。

  1. 2010/12/23(木) 17:28:29 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
コメント&TBありがとうございます。

>刑務所から見る外は全部が自由。
>外ではお金のある人の方が、圧倒的に、自由・・・?
>女性にモテル人の方が自由???
>自分の地位を守るために、お金で買えるモノは全部買うのは、自由か???

>なんだかんだと、コメディも散りばめて、
最後は二人、一文無しになって自由に唄いながら歩いてゆく・・・これが本物の自由???

>責任のある中にあるのが本当の自由なら、
>警察から逃げて唄って旅するのは自由ではないのか???

miriさん、鋭いです。
いゃ~、ほんとに、私は其処まで気が付きませんでした。
ルネ・クレール・ワールドに、催眠術をかけられ、マインド・コントロールされていたかも?。
でも、私は、そうであってもいいと思います。すっかり、この映画に酔わされたものですから。(笑)

こちらも有難うございます☆

  1. 2010/12/23(木) 18:54:20 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
こちらこそ、コメントとTBを有難うございます☆

> miriさん、鋭いです。
> いゃ~、ほんとに、私は其処まで気が付きませんでした。

いえいえ、今回、かなり冷静に見られたような気がしますので、
ちょっと突き放したような感想になりまして、失礼いたしました。

> ルネ・クレール・ワールドに、催眠術をかけられ、マインド・コントロールされていたかも?。
> でも、私は、そうであってもいいと思います。すっかり、この映画に酔わされたものですから。(笑)

そうですね~酔ってしまうような作品ですネ☆
80年近く前の作品とは、ビックリです♪

明日は寒くなりそうですが、アスカパパさんにとって、良い一日になりますように・・・。
 
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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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