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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-816  昼下りの情事

  1. 2010/11/01(月) 22:30:00_
  2. ビリー・ワイルダー
  3. _ comment:4
先月下旬頃からオードリー・ヘップバーンの映画を沢山再見しました。
この映画も再見だと思い込んでいたのですが(昔から知っていたから)どうも初見らしく、ビックリしました。



Love in the Afternoon  (昼下りの情事)  1957年・アメリカ



昼下がりの情事




 
.


2010年11月1日(月)  多分去年あたりにBS2を録画したDVDを鑑賞しました

監督 ビリー・ワイルダー
主演 オードリー・ヘップバーン(アリエンヌ役)
    ゲイリー・クーパー(フラナガン役)
    モーリス・シュバリエ(探偵シャッバス役)

感想
いや違うな、本当の主人公は、アリエンヌのお父さんだよ。
お父さんが、最後にリッツホテルを出る時に、娘のチェロを持って出たのは、駅まで尾行していったのは、
娘が彼と行くのか・残るのかを見届ける為だし、どちらの場合でも、娘の一番良いように
してあげたかったからだし、残った場合は、抱きしめて一緒に帰宅するためだもの

親とは、子供の幸せを願うもの・・・父親のひとり娘への愛・・・
だいたい映画でこういう場合は、母親が亡くなっているお約束の家族構成。
自分なりに息子の幸せを、願っているのだけど・・・。
だから、殴られたような気がしました。この映画を見て

でもまぁ一般的には、オシャレなラブコメでしょうけど、同じワイルダーの「情婦」と同じで、
全く映画の内容と違う邦題で、といっても、こちらは原題もそれに近いんだけど、
LOVEを情事と訳して、ヘップバーンだし、人寄せの為かもしれないけど、
こういう邦題、まぁいい加減にしてほしいという感じが大きい

世紀のドンファンと、純情一直線の頭でっかち娘、通りすがりの何でもない相手と、初恋、
そんな二人の対比が面白かった。アリエンヌが彼の素性を知っているからこそなんだど、
彼の自然な態度に、彼女の背伸びした本心ではないあれこれ・・・そこに心惹かれる彼、
でも、本当に結婚してうまくいったかどうかは分からないけれども、映画はあれでOKで。

オープニングのパリのラブラブムードはワイルダーなりの郷愁ある気がするし、
銅像や犬までもだものね。たしかにまた英語と引っかかったけど、諦めるしかなく。

楽団の4人はお疲れ様です。サウナの中でも、見送りの駅でも。彼はさびしがり屋?
あの魅惑のワルツは素晴らし過ぎるし♪
探偵の家を訪問した時、アリエンヌがシャンプーしていたり、いちいち演出がオシャレで素敵。

ヘップバーンの可憐さは、「ローマの休日」以上に感じるモノがあり、王女という上品さとは違うけど、
音楽院の学生として、普通の女の子として、本当に可憐で品がありました

ゲイリー・クーパーは60歳と言う若さで亡くなっているんだけど、この作品は57歳、
とっても渋い良い紳士で、「オペラハット」「真昼の決闘」や「ベラクルス」でも感じたけど、
やっぱ良い役柄の似合う人だけど、このプレイボーイもとっても上手でした。

でもやっぱり、私が一番感じたのは、この作品の根底に流れる親から子への愛情でした
演じたモーリス・シュバリエは良い役者と聞いていたけど、出演作品は初めて見たかもしれない。
この娘への愛情あふれる父親役が、ものすごく良かった☆
(多少どこかで何かの作品で見ている気がするけど、名前は大昔から知っていますが・・・)

きっと自分が中高生や若い頃に この映画に出会っていたら、
全然違うところに目が行ったと思うけど

今、この映画に出会えて本当に良かったです☆

多分、ヘップバーンの出演作の中では、一番好きになった作品です☆
ワイルダーの中でも、一番好きになったかもしれない作品です☆




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comment

こんにちは。

  1. 2010/11/18(木) 11:26:44 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
これは観たはずですが、あまり印象に残ってません。たぶん、ヘップバーンの相手が気に入らなかったのかな?
再見する時は、父親の愛情に注目してみます。

>こういう邦題、まぁいい加減にしてほしいという感じが大きい。

やはり、タイトルと内容が合わないとイメージが掴めないし、避けるひともいるしダメですよね。

宵乃さん、こんにちは☆

  1. 2010/11/18(木) 14:02:02 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> これは観たはずですが、あまり印象に残ってません。たぶん、ヘップバーンの相手が気に入らなかったのかな?
> 再見する時は、父親の愛情に注目してみます。

そうですか~。
ゲイリー・クーパーも良い俳優だと思うのですが・・・

ヘップバーンも王女ではなく、普通の女の子として、本当に可憐で上品でした☆
是非、再見後は感想をお聞かせ下さいね~。

> やはり、タイトルと内容が合わないとイメージが掴めないし、避けるひともいるしダメですよね。

多分、昔も見る機会があったけど、この邦題で避けていたような気もします。
「情婦」もそうですしね、ちょっとね~。50年代が多いですネ。
今ではちょっと考えられない邦題ですネ!!!

ところで・・・
「ジョーズ」は、話題作でしたし、映画を好きになった年だったので、
何でも見たかったんですよね~☆ まぁ若かったので~ハハハハハ~!

こんにちは。

  1. 2010/11/18(木) 15:00:37 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
miriさんのレビューを拝読後、トラックバックさせて頂く前に、私の記事を読み返して吃驚。なんとヘップバーンの役名をミッシェルと書いてありました。明らかに私の間違いです。記事の終わりに訂正記事を追加しました。
これ総て、miriさんがアップされたお陰です。お礼申し上げます。

>親とは、子供の幸せを願うもの・・・父親のひとり娘への愛・・・

miriさんのご感想に、ふたり娘の父親として、感動しました。その通りですもの!。

A・ヘップバーンの出演映画の中で、この映画は、私は、「ローマの休日」の次に、「麗しのサブリナ」と共に、好きな作品です。

>銅像や犬までもだものね。

私も印象に残っています。

アスカパパさん、こんばんは☆

  1. 2010/11/18(木) 17:38:40 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントとトラックバックを有難うございます☆

> miriさんのレビューを拝読後、トラックバックさせて頂く前に、私の記事を読み返して吃驚。なんとヘップバーンの役名をミッシェルと書いてありました。明らかに私の間違いです。記事の終わりに訂正記事を追加しました。
> これ総て、miriさんがアップされたお陰です。お礼申し上げます。

いえいえ、誰にでも勘違いはありますもの。
後ほどお邪魔させて頂きますネ~☆

> >親とは、子供の幸せを願うもの・・・父親のひとり娘への愛・・・
> miriさんのご感想に、ふたり娘の父親として、感動しました。その通りですもの!。

そうですね・・・赤ちゃん・幼児の頃、小中学生の頃、大きくなって、大人になって・・・
それでもいつまでも親は親ですものね。

> A・ヘップバーンの出演映画の中で、この映画は、私は、「ローマの休日」の次に、「麗しのサブリナ」と共に、好きな作品です。

やはり「ローマの休日」が一番ですか~!!!
多くの方が、一番に挙げられますよね~☆

私はもちろん好きな作品なのですが・・・何というか自分の中での順位は、あまり高くないのです。
「麗しのサブリナ」昨年初見しましたが、イブ・モンタンが得していましたよね~!!!

> >銅像や犬までもだものね。
> 私も印象に残っています。

面白かったですよね、あの「つかみ」というのでしょうか?
この映画に対する期待が高まる、タイトルバックでしたね♪
 
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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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