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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


541・サンダカン八番娼館  望郷  1974、東宝・俳優座

  1. 1987/01/30(金) 16:00:00_
  2. 熊井啓
  3. _ comment:9
サンダカン8番娼館 望郷



映画鑑賞の記録 1
(誤字・脱字・間違った情報等も・そのまま、ノートを転記しただけの記録です)
(その後 ネットで調べたりして 分かった事は、追記してゆきます)

ココから下が転記の内容です。



1987年1月30日(金) (20歳~)

監督 熊井啓
 田中絹代、栗原小巻

前から 見たいと 思っていた 作品です 山崎朋子 でしたよね
読んでみたいと 思っています・・・




 
,


感想
静かなとこで 一人で 充分見たから 幸せです・・・よかった
涙が出てきますよね サキの人生 極貧の生まれ 父が死に
母の再婚で じゃま者 からゆきさんに なり つらい つらい 毎日
一つの 小さな想い こわれて お金ためて 戻ってみれば
兄の じゃま者になり あれて あれて 満洲へ 結婚して 子どもも
できたのに WWⅡで こわれてしまい 成長したら 息子にさえ 
捨てられ・・・

こういう人が 本当に いるんだよね 他人事だから 「かわいそうに」
って 言えるんだよね
山崎朋子は 本当に こうして 入りこんだのだろうねぇ
すごいわ ノン・フィクション ライター というのは・・・

演技者も すごいのよね 
高橋洋子は 田中絹代の 若い頃を やれるのが 似合う ということ
田中絹代の 若い頃と 言っても いいね うまいし
田中健や いろんな ちょい役の人 うまいもの
でも やっぱり 小巻と 絹代だね 2人で 貧しいくらし して
帰るときには お互い 心から 言えて 涙 でるよね 涙

田中絹代は うまいよ 若い頃の ことは よく 知らないけど
栗原小巻も うまいね なんか どっしり してるわ

サキを とりまく 人々の 冷たい 目・目・目 昔も今も
誰が どう 悪いのか? 30人も 一夜に 相手させられて
そのあげくに 国家の恥 なんて ×××
あっ 熊井啓の 作品 ぜひ 見てみたかったよ よかった ホントに



********************************



2011年1月:追記

これは、全く、すごい映画でした。
いろんな、場面を、はっきりと、覚えています。
反戦映画としても、近代日本史の問題映画としても、
一番かもしれないですね~。

田中絹代は、私的には、この作品のサキおばあさん、が、一番最初に目に浮かびます。
栗原小巻の代表作でもあると思うけど、やっぱちょっと負けてるかな?

物語の中心は、高橋洋子演ずる若いサキです。
この人も、尋常ではない上手さだった・・・
つまりは監督が良かったんでしょうね~。

この映画から、熊井監督を、意識して鑑賞したと思います。
今は、日本人で一番好きです。

本も読みました。テレビで山崎さんの話も聞きました。
軍隊の陰に、踏みつけられる女性たち・・・
そういう目にあわなかった、当時の女性からも軽蔑され・・・

でも平和な時代に生まれ育った私たちには、何も言える事は・・・ないと思います。



********************************



http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=144882



********************************



再見時感想はこちら  →  サンダカン八番娼館 望郷(74・日)(2回目) ・・・ 1-541 





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comment

こんにちは。

  1. 2011/01/10(月) 10:30:20 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
この映画は、今も生々しく思い出されます。
熊井啓作品の中では、この映画の2年前に、この映画と同じく、栗原小巻主演で撮った「忍ぶ川」と双璧を成す代表作と思います。
でもこの映画の実質的主演は、田中絹代に尽きると思います。ほんとうに壮絶な演技でしたね!。「楢山節考」で、前歯を折って老いた姿になったあの役者根性が円熟した姿を見た思いがします。
この素晴らしい俳優を得て、熊井啓監督は、重厚味に加えて、暗い内容にも拘わらず、プラス思考さえ感じさせてくれたと思います。今つくづく完璧に近い作品だなぁと思います。

アスカパパさん、こんにちは☆

  1. 2011/01/10(月) 12:42:38 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントとTBを有難うございます☆

> この映画は、今も生々しく思い出されます。

本当に、この映画は、見てしまうと、
決して忘れられない作品になりますね。

> 熊井啓作品の中では、この映画の2年前に、この映画と同じく、栗原小巻主演で撮った「忍ぶ川」と双璧を成す代表作と思います。

「忍ぶ川」は未見ですが、そうとう評価の高い作品ですね。
小巻さんはこの頃、一番でしたものね~。

> でもこの映画の実質的主演は、田中絹代に尽きると思います。ほんとうに壮絶な演技でしたね!。「楢山節考」で、前歯を折って老いた姿になったあの役者根性が円熟した姿を見た思いがします。

私は若い頃の田中絹代さんを知らないので
(いろいろな特集番組等では、何回も拝見しましたが)

彼女と言うとこの作品と、テレビで秋吉久美子が彼女を演じたドラマを、
一番に思い出します。
「楢山節考」は、予告フィルム等を何回も見ましたが、映画そのものは未見だと思います。

アスカパパさんは、若い頃の彼女も、晩年の彼女も、どちらも大切な想い出なのですね~。

> この素晴らしい俳優を得て、熊井啓監督は、重厚味に加えて、暗い内容にも拘わらず、プラス思考さえ感じさせてくれたと思います。今つくづく完璧に近い作品だなぁと思います。

本当にそうですね~。
完璧に近い・・・そうだと思います。
数々の邦画があるけれども、こんなに胸に迫る作品は、なかなかありませんものね!

男の喉元に匕首を突き付ける映画

  1. 2012/08/31(金) 01:01:53 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
 こんばんは!

本当に凄い映画だったと思います。

おさきさんは、言いたい事をちゃんと言える人>普段は何も言わないけど、言わなきゃならない時は正面から臆することなく言う人でした。

「人にはそれぞれ事情があるから、本人が言うまで、聞きださない」(という意味の言葉)>あの島原弁の柔らかな言い方が優しくて何とも言えません。
「話してよかことなら、わざわざ聞かんでも自分から話とる、どうして他人のわしが聞いてよかもんかね」(ちょっと昼間調べた~笑)
他に、
「御殿のごだる」
「あんたの気持ちに甘えていいかな、あんたのその手ぬぐい、わしが貰ってもいいかね」(そんな意味の台詞)
これらの台詞は特に印象に残っていて、「手ぬぐい」の所では甘ちゃんのクセにニヒリストを気取ってる僕の涙腺が見事に決壊しました。

他では、高橋洋子さんの宝石をバラ蒔くシーンが克明に刻印されています。

Re: 男の喉元に匕首を突き付ける映画

  1. 2012/08/31(金) 09:02:55 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
鉦鼓亭さん、こんにちは☆
コメントを有難うございます☆

> 男の喉元に匕首を突き付ける映画 

実を言いますと、公開の場では書けませんでしたが、
今回、この事をすっごく考えさせられました。

でも所詮私は女、想像だけで(夫に聞けるはずがなく(爆))
公開の場には書けませんので、諦めました。

> 普段は何も言わないけど、言わなきゃならない時は正面から臆することなく言う人でした。

あの、何も言わない、というところが全くね・・・。

> あの島原弁の柔らかな言い方が優しくて何とも言えません。
> 「話してよかことなら、わざわざ聞かんでも自分から話とる、どうして他人のわしが聞いてよかもんかね」(ちょっと昼間調べた~笑)

そうそう、そのお言葉です。
調べて下さり、有難う。
アレを聞いて何も思わないのは、人間ではありませんね・・・。

> 他に、
> 「御殿のごだる」
> 「あんたの気持ちに甘えていいかな、あんたのその手ぬぐい、わしが貰ってもいいかね」(そんな意味の台詞)
> これらの台詞は特に印象に残っていて、「手ぬぐい」の所では甘ちゃんのクセにニヒリストを気取ってる僕の涙腺が見事に決壊しました。

どこもここも思い出すだけで、ヘンな言い方ですが「あったかく」なります。
おさきさんが、毎朝、お陽さまに向かって、息子一家を案ずるお祈りを捧げるところが
私の涙線に働きかけました。

> 他では、高橋洋子さんの宝石をバラ蒔くシーンが克明に刻印されています。

このシーンは完全に忘れていて、彼女の身になってと思ったけど
どうにもこうにも、心情が完全に分かるはずもなく、恥ずかしかったです。

>ここへ、どう辿り着かせるかが勝負だったのだけど、田中、高橋、二女優のお陰で、あの無残なシーンをより強烈に印象付けることに成功したと思っています。

はい、同感です☆

>洋画の「地下水道」、邦画の「サンダカン八番娼館」、「飢餓海峡」は僕にとって相当な気構えの要る作品。

地下水道はあんまり2度と見たいような作品ではないけど、
あんまり強くは思いませんが・・・。
飢餓海峡は今年初見したのですが、長くてね~(笑)もうイイです。

>再見のお約束はしますが、「いつ」に関しては今年中にとしか今のところ言えません、御了承下さい。

いや~お約束だなんて、ごめんなさい、プレッシャーでしたら・・・
いつか、お話出来たら良いな~という程度でして・・・すみません。

>生活感のない人ですよね、演技も舞台と映画を使い分けられない不器用な人だと思います。(笑)

中野良子と大原麗子と、同じような感じです、私にとっては。
第一線後に、上手に次のステージへ シフトできなかった、そんな女優さんだと思っています。
ごめんなさいね・・・
上手にシフトしたのは、かおりとか 秋吉久美子とか 他にもいると思いますが、
栗原小巻は、何と言うか別格扱いで、そのまま時間が止まってしまった感じですよね・・・。

>彼女の作品では「忍ぶ川」、「新・男はつらいよ」が好きです。

すみません、両方未見で(寅さんは見ているかもしれないけど・・・)
「忍ぶ川」アスカパパさんもお薦めで、いつか鑑賞したいと思っています☆

>熊井啓
>非常に生真面目な演出をする人、そんな印象です。

嬉しいお言葉です!
来月、このヒトの記事を書こうかな~?と思っています☆

>「震える舌」>昨晩見ていて渡瀬・十朱の夫婦が、まるで自分達夫婦を鏡に写してるように見えました(勿論、容姿は及ぶべくもありませんが)。

この件、そうなんですか・・・
今回の鑑賞はご自身にとって、色々な意味で深いモノになられたようですね~。

>※miriさんが、もし子供に対する施術が見るに堪えないと感じてるのなら、あれは全て一目で解るトリックでした。

私が「震える舌」を再見出来ない(感想も公開できない)理由は、
鉦鼓亭さんがご心配下さった理由ではありませんので、お心遣い、有難うございました。

今は書けませんが、いつか言える日が来るかもしれませんが、
とにかくその映画は、無理なんです。

今回、きみやすさんが記事に書かれていて、もうビックリなんてもんじゃなくって、
大きな力で引っ張られた感じでした。

では、邦画もきっと語り出したら止まらない 鉦鼓亭さんとまた映画のお話が出来る日を、
楽しみにしています♪

  1. 2012/09/01(土) 20:56:34 |
  2. URL |
  3. かえるママ21
  4. [ 編集 ]
こんばんは。
かえるままも、この映画、覚えてます。テレビで見た記憶があります。
若かったので、衝撃的でした。
学生時代は、主に従軍慰安婦問題(今をときめく)をゼミのレポートに提出しました。きっかけとなったのはこの映画が、原点だった様に思います。同じ女性として、色々と考えさせられる内容ですね。

かえるまま21さん、こんにちは☆

  1. 2012/09/02(日) 09:09:02 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> かえるままも、この映画、覚えてます。テレビで見た記憶があります。
> 若かったので、衝撃的でした。

そうですね・・・
同じ時に見たのかもしれませんね?

> 学生時代は、主に従軍慰安婦問題(今をときめく)をゼミのレポートに提出しました。きっかけとなったのはこの映画が、原点だった様に思います。同じ女性として、色々と考えさせられる内容ですね。

近代日本史を考えさせられますね・・・
今では考えられませんが、ほんの少し前まで、
女性の地位はものすごく低かったのですよね・・・。

そしてまた、その一番下に、踏みつけにされる女性の存在が
あった事を、忘れてはならないと思います。

本当に凄い映画でした。

  1. 2012/09/05(水) 18:02:37 |
  2. URL |
  3. きみやす
  4. [ 編集 ]
今日の早朝見たのですが・・・

本当に、凄い映画でした。

まず、衝撃があり
様々な場面が浮かんできます。

自分が知らなかったことの大きさや
色々な言葉や考えが浮かびますが
まだ、正直、上手く言葉にできません。

作品のほとんどの部分で
心の様々な部分がを動かされ
サンドバックのようでしたが

本当に観て良かった作品だと思います。
今の年齢で観て
丁度良かったと思います。

支離滅裂な文章で申し訳ありませんが
この作品を教えていただいて
ありがとうございました。

Re: 本当に凄い映画でした。

  1. 2012/09/05(水) 20:19:10 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
きみやすさん、こんばんは☆

> 今日の早朝見たのですが・・・

朝に・・・
それは今日一日、本当に長い事でしょう。
お疲れ様でした。

> 本当に、凄い映画でした。
> まず、衝撃があり
> 様々な場面が浮かんできます。

本当にすごい映画ですよね・・・。
衝撃、さまざまな場面、お察しいたします。

> 自分が知らなかったことの大きさや
> 色々な言葉や考えが浮かびますが
> まだ、正直、上手く言葉にできません。

もう胸の中、凄い事になっている事と思います。
正直、ホラー映画とかとはまた全く別の種類の
怖さも伴って・・・

> 作品のほとんどの部分で
> 心の様々な部分がを動かされ
> サンドバックのようでしたが

ほとんどの部分で、心の様々な部分を動かされ
サンドバックのよう・・・

本当に仰るとおりです。
ちゃんとお言葉になさっているではありませんか。
とっても素直なご感想だと思います☆

> 本当に観て良かった作品だと思います。
> 今の年齢で観て
> 丁度良かったと思います。

いえいえ・・・よく考えると、きみやすさんの年齢の
男性にご紹介するべき映画ではなかったかも???
でも、そう仰って下さってホッとしました。有難うございます、

> 支離滅裂な文章で申し訳ありませんが
> この作品を教えていただいて
> ありがとうございました。

本当にこちらこそ有難うございました。

この映画のお話は、なかなか出来ないと思っていたのですが、
色々とご縁があり、こうして、
きみやすさんともお話する事が出来て、こちらこそ胸がいっぱいです。

今からご訪問いたしますね~。

管理人のみ閲覧できます

  1. 2012/09/06(木) 20:23:43 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
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miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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