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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(1-119)  舞踏会の手帖  (殿堂入り)

  1. 2010/05/14(金) 23:30:00_
  2. ジュリアン・デュヴィヴィエ
  3. _ comment:4
殿堂入り  UN CARNET de BAL  (舞踏会の手帖)  1937年・フランス



舞踏会の手帖2




 
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2010年5月14日(金)  セルDVD

監督 ジュリアン・デュヴィヴィエ
主演 マリー・ベル (クリスティーヌ役)

感想
今回は「すじ」をキチンと追って見ることが出来ました。
最後に見てから、どれだけの時間が経ったか不明なので、
「すじ」をキチンと追うことが大切だと思い、そうしたのです。

俳優陣が、デュヴィヴィエ監督作品で見ている人が多く「ほっほー」と思った。
特にフェルナンデルは“中心人物的役割”で「へーっ」て感じ☆

以下、すじ(オムニバスの話一つひとつ)と感想を短く書きます。
・・・書いたのですが、あまりに長いので、アップはやめて、全体の感想のみにします。

この映画は、前に見た時と全然受けとめ方が違う。何というムナシイ映画だろう?と思った
というのは、前は自分が16才だったり、それ以降も、若く、独身で色々な事が分かっていなかったから。

今の私の立場から見ると、結婚してから孤独だった、と言うなら、子供もいなかったのだし、
早く別の人生を歩めば良かったわけで、それが出来なかったのは、お金持ちだったからだと思うし、
夫が死んで、昔恋をささやいた人を訪ね歩くなんて、どう考えても “悪趣味”

クリスティーヌは“人生をよく分からないまま”に、
ジェラールの息子を育てるという暴挙に出る様子ですが、今後の人生も危ぶまれる、という感じです。

多分、昔は大好きな作品だったと思うけど、今は好きではない作品になりました。
オムニバスは「フランス式十戒」を見てしまったので、それにはかなわなかった。
色々な意味で残念、再見しない方が、この映画に夢を持ったままでいられて、
良かったのかもしれない




****************************



この感想文をキチンと書いてから、高1の初見時と高2の2回目の感想文を読んだのですが、
とても素直に、感激しながら書いていて「すじ」も、ちゃんと分かっていて、
その当時の自分としては、本当に良い映画とめぐり会えたと、感謝しました。

高校生の時と同じ感想を持てる作品も多い中、
本当に申し訳ないけど、クリスティーヌのすること全部気に入らない今の私は、
それなりに長い時間を生きてきたのだから、今回は今回の感想で良かったのだと思います

また長い時間が経ってから再見したいと思います。
今後はDVDなので、VHSほどの劣化もないかな?と期待します。



初見時等の感想はこちら

舞踏会の手帖(37・仏) ・・・ 1-119
舞踏会の手帖(37・仏) ・・・ 1-119(2回目)





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comment

こんにちは。

  1. 2010/05/29(土) 16:54:18 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
コメントとトラックバックを、有難う御座います。

miriさんが再見された鑑賞記、拝読しました。
主人公の心境について、理解に苦しむ。という主旨の、自己の心に素直で、率直なご感想。素晴らしいと思います。
何時も同じ言葉で恐縮ですが、どう見るかは各人の自由であり、特権ですもの。

私も将来再見した時に、どういう感想になるかは解りませんが、今は気に入った状態を維持しています。

思いますに、映画には、感情移入する映画と、客観的に見る映画。の二つが存在すると思います。
もし、お気に障られることがあったら、決して他意はありませんので御免なさい。
再見されたmiriさんは、以前ご覧になられた時よりも、映画を見る眼が肥えて居られますので、客観的に、心に余裕を持って、鑑賞された事と推察します。
その場合、古色蒼然といった感じがして、現代の感性から観て、耐え得ない様なところも在ったのではないでしょうか?。
私も、そういう感じが、今もし観た場合、するかもしれない。と、ふと思いました。

古くても新しい。これが、真の名画の条件だと、何時も思っていますが、もしかしたら、この映画は、そのレベルまでは達していないかもしれません。
ということで、現時点では、この映画を私は、“主人公は、新しい人生に再出発を決心した。そして、多くの人の人生模様を観た。そこで多くの学ぶものを得た。”と、解釈しています。

ジュリアン・デュヴィヴィエ監督が、この映画をオムニバスにした主眼は、様々な人生模様が、この世にはあるよ。と言う事を語っているのではないか?とも思います。
いま、ふと、島倉千代子さんの「♪人生様々~」という歌があったことを思い出しました。

感じるままに、いろいろ書きまして、すみませんでした。
こちらからも、トラックバックさせていただきます。

アスカパパさん、こんばんは☆

  1. 2010/05/29(土) 21:48:38 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
こちらこそ、いつもコメントとトラックバックを有難うございます☆

> miriさんが再見された鑑賞記、拝読しました。
> 主人公の心境について・・・素晴らしいと思います。
> 何時も同じ言葉で恐縮ですが、どう見るかは各人の自由であり、特権ですもの。

ハイ、そう言って頂いて本当に嬉しいです。

> 私も将来再見した時に・・・今は気に入った状態を維持しています。

あまりにも良いイメージが、長い時間のかなたにあったので、リバウンド?かもしれません。
アスカパパさんも再見されたら、是非、ご感想をお聞かせ下さいませ~。

> 思いますに、映画には・・・二つが存在すると思います。
> もし、お気に障られることがあったら・・・御免なさい。
> 再見されたmiriさんは・・・心に余裕を持って、鑑賞された事と推察します。
> その場合、古色蒼然といった感じがして・・・在ったのではないでしょうか?。
> 私も、そういう感じが、今もし観た場合、するかもしれない。と、ふと思いました。

前にも書かせて頂きましたが、私は(というか、どなた様も同意見だと思いますが)アスカパパさんのお言葉で
気に障るという事はありませんので、いつも気付かされることばかりですので、どうか謝らないで下さいね。

この文章も気付きがありまして、私が多分、目が肥えたわけではなく、年をとったのだという事と、
高校生時代は、感情移入して見ていて、今回は、一歩引いて見ていたのだなぁ・・・という事です。
アスカパパさんに教えて頂いて、ハッキリとしました、感謝です☆

> 古くても新しい・・・この映画は、そのレベルまでは達していないかもしれません。
> ということで、現時点では・・・そこで多くの学ぶものを得た。”と、解釈しています。

仰るとおりですネ、きっと。この作品は監督の中でもまだ早い方だと思いますし、
クリスティーヌが学んでくれたと思えば、良い作品と思えます。

> ジュリアン・デュヴィヴィエ監督が・・・と言う事を語っているのではないか?とも思います。

ハイ、それはよく分かります。
行く先々の方々の描写は、ものすごく良いのですが、行く先々でのクリスティーヌが気に入らなかったのです。

> いま、ふと、島倉千代子さんの「♪人生様々~」という歌があったことを思い出しました。

おぉ~!それは ♪ 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ・・・♪ ですね?
島倉千代子さんは母がファンで、昔一緒にステージを見に行った事があります。
歌がうまくて、人に騙されて借金まみれの頃でしたが、本当に素晴らしい歌手ですネ~!!!

> 感じるままに、いろいろ書きまして、すみませんでした。

いえいえ、今日も沢山お話出来て、本当に嬉しかったです☆
また宜しくお願いいたします。おやすみなさいませ~。

おはようございます

  1. 2020/03/02(月) 09:32:55 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
>クリスティーヌは“人生をよく分からないまま”に、ジェラールの息子を育てるという暴挙に出る様子ですが、今後の人生も危ぶまれる、という感じです。

まさにごっこ遊びでしたね。養子をもらった市長さんのことを忘れたのか?
まあ彼の場合はすでに青年だし、すぐにいいお相手を見つけて、彼女さんの若さと美しさに嫉妬して本性を現した養母に愛想を尽かして出ていくでしょう。

>再見しない方が、この映画に夢を持ったままでいられて、良かったのかもしれない。

あはは、この映画でクリスチーネと同じ体験をしてしまうとは!

>当時の自分としては、本当に良い映画とめぐり会えたと、感謝しました。

昔の感想も読ませていただきましたが、本当に心から楽しんでいらしたのが伝わってきました。良いタイミングに出会えて、今の見方との違いも受け入れられて、本当に映画との良い付き合い方をしていらっしゃると思います♪

宵乃さん、こんにちは☆

  1. 2020/03/02(月) 12:23:14 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> まさにごっこ遊びでしたね。養子をもらった市長さんのことを忘れたのか?
> まあ彼の場合はすでに青年だし、すぐにいいお相手を見つけて、彼女さんの若さと美しさに嫉妬して本性を現した養母に愛想を尽かして出ていくでしょう。

愛層を尽かす(笑)。
でも、おしゃる通りです!

> あはは、この映画でクリスチーネと同じ体験をしてしまうとは!

おお、言われて今・初めて気づきました!
そうか~私は身をもって経験したのかあ・・・
鋭い宵乃さんに教えてもらって感謝です☆

> 昔の感想も読ませていただきましたが、本当に心から楽しんでいらしたのが伝わってきました。良いタイミングに出会えて、今の見方との違いも受け入れられて、本当に映画との良い付き合い方をしていらっしゃると思います♪

いやあ・・・そう言っていただいてお恥ずかしいけど
本当に嬉しいです!

20年くらいブランクがあったけど、
やっぱり私にはこれしかないって感じです♪
大きな気付きを有難うございます☆

>今のところ彼の作品は、これと「パリで一緒に」「望郷」しか見てなくて、まだフィーリングが合う作品には出会えてないです…。

「パリで一緒に」は、リチャード・クワインさんが監督です。
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の「アンリエットの巴里祭」という映画をリメイクしたのです。
でもまあ、リメイクというより別物(オマージュとも思えなかった)でしたが(笑)。

この監督は大昔もオンエアと言えば
「望郷」と「舞踏会の手帖」しかなかったです(笑)。
時代が変わったんだから、他の作品もオンエアしてほしいですね♪


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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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