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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(1-426)  旅路の果て  (2回目)

  1. 2010/04/16(金) 23:00:00_
  2. ジュリアン・デュヴィヴィエ
  3. _ comment:7
再見  LA FIN DU JOUR  (旅路の果て)  1939年・フランス



旅路の果て




 
.


2010年4月16日(金)  買ったDVDを鑑賞

監督 ジュリアン・デュヴィヴィエ
主演 ヴィクトル・フランサン、ミシェル・シモン、他

感想
初見から26年、ホトンド忘れていて、年度末のために(3月末)半額でラッキーに買いました☆
この作品は、オムニバスとは言えないけれども、
やはり群像劇の一種で、この監督らしい個性あふれた作品です。

初見時の感想文は、やっぱり切実でなくて、今は親も年齢いってきて、自分もこの日本で
高齢化社会を生きているから、すっごく切実に見られました

もちろん俳優たちの老後だから、ちょっと普通の人とは違うのかもしれないんだけど、
それでも年齢をいくという淋しさやら何やらが差し迫ってきます。

狂ってしまうモテ男と勘違いしている人間は、悲しい。女性を自分の生きる為の道具にしている。

それを見抜き、17歳の少女を助ける人は、奥さんをその男に取られ、
その死の真相を知りたくて悩んで、この養老院で再会して、結局自殺か殺人か事故か全く分からなかったけど、
相手が狂ってしまったので、許すというか仕方なかったんだよね・・・

ラストシーンも、スターの代役をしていた人の葬儀に、
本人が書いた美辞麗句ではなく、本当の事を言いまくって、それで良かったと思う。

代役をしたと言っても、結局一回も舞台に立てなかったので、
ボーイスカウトの子を自分の子供のようにして、でも、婚約するという言葉で、全てが崩れる
・・・それはよこしまな心ではなく、本当に家族を(愛を)求めていた心・・・

35年間も入籍せずに過ごした二人の結婚式・・・これはあまり良いと思えなかった。
初見時とは立場が違うので、子供も孫も居るのに、変だし!

女優たちの老後もやっぱり惨めだよね・・・やっぱり見た眼が変わるからね。

でも、養老院自体は、存続できるようになりそうで良かった。
「メゾン・ド・ヒミコ」を思ったよ・・・



追伸:今回、ネットで調べて、この映画は日本では戦争のゴタゴタで、
劇場では未公開作品だと知りました。
私が26年前にNHK教育テレビの
「世界名画劇場」で見られたのは、僥倖だったのですネ!!!



追伸その2:この映画は日本でも劇場公開されています。
上記のネットでの情報は間違っていました。
申し訳ございませんでした。



*****************************



初見時等の感想はこちら

旅路の果て(36・仏) ・・・ 1-426
旅路の果て(36・仏)(殿堂入り) ・・・ 1-426 





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comment

こちらへもお邪魔します。

  1. 2010/05/04(火) 08:44:50 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
わぁ~観たいなぁ。
miriさんが、貴重なテレビ放映を観て居られるのに、再びDVD鑑賞されるのだからなぁ。

>追伸:今回、ネットで調べて、この映画は日本では戦争のゴタゴタで、劇場では未公開作品だと知りました。

そうだったのですか。道理で、私は未見の筈です。

>    私が26年前にNHK教育テレビの「世界名画劇場」で見られたのは、僥倖だったのですネ!!!

NHK教育テレビの「世界名画劇場」は、私もファンでして、たいていの作品は、ビデオ録画していたのですが…。残念、見逃した作品の一つなんですねぇ。機会があれば観たいと思います。

こちらも有難うございます。

  1. 2010/05/04(火) 21:42:07 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
> わぁ~観たいなぁ。
> miriさんが、貴重なテレビ放映を観て居られるのに、再びDVD鑑賞されるのだからなぁ。

ふふふふふ・・・アスカパパさん、少年のような仰り方ですネ!
映画のブログをはじめてから、男性の方は何歳になっていらしても、映画を語るその時は、
心の中に住んでいらっしゃる少年が語っていらっしゃる、と思うようになりました。

図々しいですが、自分も映画を語る心の中には、中高生の頃の少女が住んでいると思っています。

> そうだったのですか。道理で、私は未見の筈です。
> NHK教育テレビの「世界名画劇場」は、私もファンでして、たいていの作品は、ビデオ録画していたのですが…。残念、見逃した作品の一つなんですねぇ。機会があれば観たいと思います。

必ず、その機会が来ると信じましょう~!
ベルイマン監督とかヒッチ監督の特集があるのですもの、デュヴィヴィエ監督の特集が
(ついでに、カルネ監督とクレール監督とルノワール監督と・・・欲張ります)
ないはずが、ないでは、ありませんか~~!!!

力強く、今度の新月の晩にお祈りしたいと思います。
では、おやすみなさいませ。

こんばんは。

  1. 2011/06/07(火) 19:23:37 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
コメントとTB(2通)ありがとうございました。
こちらのほうに、まとめてコメントを差し上げます。

miriさんが青春時代だった頃のご感想と、最近のご感想の変化に感じ入るところがありました。
もし私が過去に、年齢的に同じ頃に観ていたとしても多分、mieiさんに近い感想を持ったと思います。
それから、すみません。これは私の推察に過ぎないのですが、将来miriさんが私の年齢に達せられた時に再見されたら、更に評価が上がるのではないだろうか?と思います。
この映画は、人生体験が増すほど、評価が上がる映画だと思うからです。

なお、その後私が調べた結果では、この映画は1948年に公開されています。私は未見でしたが、TBさせていただいた中のカラー画像は、当時の日本公開時のポスターです。
世界名画劇場も見逃した私です。
今回三度目の正直でDVD鑑賞出来ました。
感謝です。
と此処まで書いて、以前にコメントを差し上げていたのですね。いま気が付きました。
今回のコメントの中に重複した箇所があったら、御免なさい。

アスカパパさん、おはようございます☆

  1. 2011/06/08(水) 07:43:43 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
こちらこそ、コメントとTBを有難うございました。

> miriさんが青春時代だった頃のご感想と、最近のご感想の変化に感じ入るところがありました。
> もし私が過去に、年齢的に同じ頃に観ていたとしても多分、mieiさんに近い感想を持ったと思います。

やはりこの映画は、そういう意味で「鑑賞者と共に生きている」映画なのですね☆

> それから、すみません。これは私の推察に過ぎないのですが、将来miriさんが私の年齢に達せられた時に再見されたら、更に評価が上がるのではないだろうか?と思います。
> この映画は、人生体験が増すほど、評価が上がる映画だと思うからです。

そう期待しています☆

> なお、その後私が調べた結果では、この映画は1948年に公開されています。私は未見でしたが、TBさせていただいた中のカラー画像は、当時の日本公開時のポスターです。

やはりあの画像はポスターだったのですね!?
未公開とどこかで読んだのですか・・・
でも公開されていて良かったです☆

> 世界名画劇場も見逃した私です。
> 今回三度目の正直でDVD鑑賞出来ました。
> 感謝です。
> と此処まで書いて、以前にコメントを差し上げていたのですね。いま気が付きました。
> 今回のコメントの中に重複した箇所があったら、御免なさい。

いえいえ、嬉しいです♪
これからも宜しくお願いいたします☆

こんにちは。

  1. 2012/07/09(月) 11:37:58 |
  2. URL |
  3. ascapapa
  4. [ 編集 ]
先日再見しました。
この映画に対する私の所感と評価は不動でした。
特に後期高齢者には格別の作品と思いますが、決してそれだけに終わらないものを宿していると思います。
有難う御座いました。

アスカパパさん、こんにちは☆

  1. 2012/07/09(月) 16:57:15 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆
今日は「望郷」のオンエアもありましたね~♪

> 先日再見しました。
> この映画に対する私の所感と評価は不動でした。
> 特に後期高齢者には格別の作品と思いますが、決してそれだけに終わらないものを宿していると思います。
> 有難う御座いました。

それは宜しかったですね~。
素晴らしい映画ですものね~。
私もいつか再見いたします。

管理人のみ閲覧できます

  1. 2012/07/10(火) 17:37:33 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
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miri

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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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