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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-574  黒い稲妻

  1. 2010/04/10(土) 23:00:00_
  2. その他の外国人監督作品
  3. _ comment:4
Der Schwarze Blltz  (黒い稲妻)  1958年・西ドイツ



黒い稲妻





 
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2010年4月10日(土)  BSNHK

監督 ハンス・グリム
主演 トニー・ザイラー(ミヒャエル役) 1956年冬季オリンピックのスキーチャンピオン   
    マリア・ペルシ―(グレートル役)
   
感想
音楽が印象的で素敵☆
スキーすべり出すと、それまでの話はすっとんで、音楽に乗ってシュプール美しく新雪に描く。

これも50年以上前だから、同じ山小屋に男女居ても、別の部屋で何もないのが当たり前で。
ラストもキスひとつせずに肩を抱いてゆく・・・???

優勝は当たり前で、盗難の件は全くのキレイ事で「忘れた」ってマジかよ???
ミヒャエルは何もかもで来て良い人過ぎる割に、女性にだらしなく、ウーシさんが可哀そう。
アメリカ人と結婚した男も、腕の骨折までして、子供たちには何のおとがめもないの???

物語の成り行きは、ありがちで、キレイ事ばっかりで。

映画を見ているその時は楽しめるんだけど・・・つまらない人間かしら???



*********



でも、この3本をまとめた文章を別の場所に書いたが、うまくまとめられて嬉しかった。
自分の気持ちが、よく整理できたから、つまり、キレイ事映画は、その場では楽しんで、
後からブーブー文句言って、それを楽しみたいという事が、よく分かった☆



*****************************************



この記事の旧タイトル:1950年代後半の西ドイツ映画 

以下、その内容です。

3本全てBSNHK(BS-2)を録画して鑑賞した。



2-572・朝な夕なに 1958年・西ドイツ
2010年4月
監督 ヴォルフガング・リーベンアイナー 
主演 ルート・ロイヴェリーク(ハンナ役)



2-573・野ばら 1957年・西ドイツ
2010年4月
監督 マックス・ノイフェルト 
主演 ミハエル・アンデ(子役トーニ) 共演 エリノア・イェンセン(マリア役)



2010年2-574・黒い稲妻 1958年・西ドイツ
2010年4月
監督 ハンス・グリム 
主演 トニー・ザイラー(ミヒャエル役)(1956年冬季五輪のスキーチャンピオン)  




感想
西ドイツは、日本と同様に、第二次大戦に敗れ、以降西側に所属し、
50年代後半にもなると、人々の暮らしは安定し、豊かになってゆく途中で、希望の多い時代。

でも、どの映画にも、戦争で亡くなった身内の話や、ハンガリー動乱の話など、
過去の傷や、当時の現実の東側との冷戦の、厳しい状況もチラホラ見え隠れしていました。

ハッキリと書くけど、3本とも「キレイごと」過ぎ~!

朝な夕なに・・・ラストの突然の校長との結婚・学校に残り、生徒のために働く宣言には唖然!
野ばら・・・お祈りするだけで、重体の子供が助かるなら、この世に死ぬ子供は一人もいなくなる!
黒い稲妻・・・前チャンピオンが犯した「盗み」という犯罪を「忘れた」のひと言で許すなんて、信じられな~い!

でも、見ている途中は、気持ちも入って、楽しく見られました。
特に「野ばら」は、キレイごとでも許せる作品だと思えたのが、自分でも不思議です。

良かった点もありました。

朝な夕なに・・・葬儀で奏でるジャズ、私も本人の好きだった曲を集めたMDを作り・流してもらった事を思い出しました。
野ばら・・・貧乏なのに「子供を引き取り・その才能を見出し・送り出せる人」素晴らしい人はきっと現実にもいたような気がします。
黒い稲妻・・・どんな場面からでも、スキーを滑り出したとたんにかかる音楽に乗れて、とっても気分が良かったです☆

きっとこの時代の「西ドイツ」だからこそできた作品群のような気がします。
昔の「世界名画劇場」は、半年に一度くらいしかなかったから「会議は踊る」は見ているのですが、
その他のこれらの作品を見るチャンスはありませんでした。

今は毎日オンエアするから「会議は踊る」に続いて、これらがオンエアされ、見られた事に感謝です。
これからも「キレイごと」の映画を見て、その場では楽しんで、
後でブーブー文句を言う事を、楽しみたいと思います。


この3本でお腹一杯になったので、この翌々日は全然違う映画を見て、すごくスカッとしました。明日アップします。
(翌日に見たのは重い邦画でしたが、アップはしないつもりです)




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comment

  1. 2010/04/23(金) 13:48:14 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
>特に「野ばら」は、キレイごとでも許せる作品だと思えたのが、自分でも不思議です。

わたしも同じ感想です。
3つとも物足りない感じはありますが、「野ばら」は最後まで観て「良かったね」と素直に喜べました。歌声もよかったですしね。

こんにちは。

  1. 2010/04/23(金) 17:25:12 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
毎日、凄い鑑賞量ですね。miriさんのパワーには、とても付いていけません。
辛口評も要点を突いて居られて、鋭いです。
>「キレイごと」
と仰るのも分かります。
さすが、miriさんですね。

私は「黒い稲妻」は、未見ですが、後の2本は観ていますので、TBさせて頂きます。
私は、音楽関連作品は、どうしても音楽を聴く方にポイントを置くためか、キレイごとの方は、さほど気にならなかったかもしれません。
「朝な夕なに」の「真夜中のブルース」は、佳い旋律で、好きな曲です。
「野ばら」は、ウィーン少年合唱団が好きですので、その歌声に聴きほれました。

宵乃さん、こんばんは☆

  1. 2010/04/23(金) 19:34:09 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> わたしも同じ感想です。
> 3つとも物足りない感じはありますが、「野ばら」は最後まで観て「良かったね」と素直に喜べました。歌声もよかったですしね。

映画って本当に不思議ですネ・・・。
そして一人ひとりの受け止め方が違い、また同じ時もあり、こうしてお話出来て幸せです。
いつも本当にありがとう~! 良い土日をお過ごしくださいね~☆

アスカパパさん、こんばんは☆

  1. 2010/04/23(金) 19:41:47 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントとトラックバックを有難うございます☆

> 辛口評も要点を突いて居られて、鋭いです。

そう仰って頂いて・・・
でも、私はかなり変わった映画の見方をする人間なので、鋭くはないと思いますよ~。ハハハハハ・・・。

> 私は、音楽関連作品は、どうしても音楽を聴く方にポイントを置くためか、キレイごとの方は、さほど気にならなかったかもしれません。
> 「朝な夕なに」の「真夜中のブルース」は、佳い旋律で、好きな曲です。
> 「野ばら」は、ウィーン少年合唱団が好きですので、その歌声に聴きほれました。

どちらも素晴らしい音楽関連作品でしたね!
耳に心地よく残る作品って、本当にイイですネ~!!!
 
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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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