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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-566  フランス式十戒

  1. 2010/04/02(金) 23:00:00_
  2. ジュリアン・デュヴィヴィエ
  3. _ comment:7
LE DIABLE  (フランス式十戒)  1962年・フランス



フランス式十戒




 
.


2010年4月2日(金)  セルDVD

監督 ジュリアン・デヴュヴュイエ

7つのお話に十の戒律

≪ 全体の感想 ≫


まさに監督の真骨頂!
オムニバス、十の戒律を七つのお話に、狂言回しに怖い怖いヘビ!
そして豪華なフランスのスターたち、60年代に白黒の映像!

えらいご立派なリーフレットが入っている!
高かったけど、本当に買って良かった!見て良かった!素晴らしい作品!

全部面白いし、よく出来ている、
ヘビの言う事、意地悪だけど、いちいちごもっともで

人間はやっぱり悪いんだと思ったりする。


**********************************


第一話 なんじ神の名をみだりに呼ぶなかれ 
主演 ミシェル・シモン(修道院の雑用係の役)
感想 全体の導入部として、秀作。ヘビが恐い姿と声で、これから始まる物語へ上手に導いている。

第二話 なんじ人の持ち物を欲するなかれ
      なんじ姦淫するなかれ
      なんじ結婚のほか肉の行いを求むるなかれ 
主演 フランソワーズ・アルヌール(劇作家の妻フランソワーズの役)、メル・ファーラー(フランソワーズの友人の夫役)
感想 日本のドラマでも友人の夫や妻にひかれる話はあるけど、現実にはあまり聞いた事ないなぁ・・・。
    この話はよそ見して、そういう関係になりそうになったけど、その心の駆け引きが描かれていた。
    小道具(高価なネックレス)と、それを誰がどう手にするのか?の部分が特に上手に描かれていた。秀作。

第三話 なんじ殺すなかれ
主演 シャルル・アズナブール(ドゥニ役)
感想 この話は涙なしでは見られない、殺すなかれ、結末は絶対にそうなると思った通りだった!
    15~20分の中に、沢山のモノを詰め込んで、心に訴えかける、大秀作。   

第四話 われはなんじの主なり、われを唯一の神として礼拝すべし
主演 フェルナンデル(神さま役)
感想 この話が一番心に残っている。
    本当に神様と思っている事が、お互い幸せなんだと・・・「まぼろしの市街戦」の感じ。
    最後の最後の演出が、すっごくオシャレ!大大秀作。

第五話 なんじ父母を敬うべし 
      なんじ偽証するなかれ
主演 アラン・ドロン(医学生ピエール役)
感想 若くてキレイなドロン・・・好きではないこの人なのに、この作品では非常に好感が持てた。
    お話の最後のところが、それで良いと心から思った。秀作。

第六話 なんじ盗むなかれ
主演 ジャン=クロード・ブリアリ(マラン役)
感想 七つのお話の中では、一番凡作。でも、サスペンス調になって行くところがハラハラドキドキで面白かった。
    ラストの後、どうなったのかなぁ?と気になった。

第七話 なんじ安息日を聖とすべし
主演 第一話と同じ
感想 第一話と同じで、上手なまとめ、全体のエピローグになっている。
    ヘビがいったん消えたが、やっぱりしぶとく生き残っていて、
    これからも人間は罪を犯すんだよって感じがして面白かった。


↓ 第三話の泣ける1シーン
フランス式十戒



2013年8月に再見しました → こちら記事です




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comment

こんばんは。

  1. 2010/04/21(水) 21:06:18 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
この映画にも、フェルナンデルが出演しているのですね。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督は、彼を相当尊重していたように思います。
このオムニバスも第七話までありましたか。「七つの大罪」というフランス映画のオムニバスを、1953年5月30日に、映画館で観た記録が残っています。この映画は、話ごとに監督も違っていましたので、監督も7人でした。しかも第七話が傑作でした。何もかも7づくめの映画として印象深いです。
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督は、よほどオムニバスがお好きらしく、有名な「舞踏会の手帖」以外にも、「運命の饗宴」と「肉体と幻想」というオムニバスを作っていますね。何れも第3話からなる作品ですが、1946年に奈良セントラルという戦後に立てられたお粗末な映画館で観ました。観客席は、公園のベンチそっくりでした。
フランス映画に限らず、当時は、オムニバスが多かったです。「三つの恋の物語」というアメリカのオムニバス映画も印象深いです。
また長話になってしまいました。それでは、お休みなさい。

アスカパパさん、こんにちは☆

  1. 2010/04/22(木) 12:24:36 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆ 返信遅くなってゴメンなさい。

> この映画にも、フェルナンデルが出演しているのですね。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督は、彼を相当尊重していたように思います。

雰囲気のある俳優さんですよね~!

> このオムニバスも第七話までありましたか。「七つの大罪」というフランス映画のオムニバスを、1953年5月30日に、映画館で観た記録が残っています。この映画は、話ごとに監督も違っていましたので、監督も7人でした。しかも第七話が傑作でした。何もかも7づくめの映画として印象深いです。

その映画は「セブン」という映画のリメイク元でしょうか?
どちらも未見ですが「セブン」は酷評されてもいますネ。
「七つの大罪」は見たいなぁ~と思います!

> ジュリアン・デュヴィヴィエ監督は、よほどオムニバスがお好きらしく、有名な「舞踏会の手帖」以外にも、「運命の饗宴」と「肉体と幻想」というオムニバスを作っていますね。何れも第3話からなる作品ですが、1946年に奈良セントラルという戦後に立てられたお粗末な映画館で観ました。観客席は、公園のベンチそっくりでした。

何かで読んだのですが、生涯で6本のオムニバス映画を作られたとか書いてありました。
公園のベンチのような座席とは・・・!!!
でも戦争直後だったから、映画館ができただけでも良かったのかもしれませんね~。

> フランス映画に限らず、当時は、オムニバスが多かったです。「三つの恋の物語」というアメリカのオムニバス映画も印象深いです。

その映画は中3の時に見ました。
すごく昔ですが、薄ぼんやりと美しいバレリーナの姿などが目に浮かびます・・・。

オムニバスって見ていて楽しいですよね~!
今日もお話出来て嬉しかったです☆ 雨が多いですネ~!

こんにちは。

  1. 2011/08/01(月) 11:57:25 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
コメントとTBありがとうございました。
以前にコメントを差し上げていたのですね。その時と同じような内容を、本文にしているのに今自分で吃驚しています。

miriさんのご厚意に感謝です。また懇切なコメント、ありがとうございました。本文を一部訂正しました。

オムニバスは、昔から感想文を書きにくいので、ちょっと弱るところがあります。

アスカパパさん、こんばんは☆

  1. 2011/08/01(月) 18:42:19 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
こちらこそ、コメントとTB有難うございます☆

> 以前にコメントを差し上げていたのですね。その時と同じような内容を、本文にしているのに今自分で吃驚しています。

私も昨日読ませて頂いて、本当にビックリしました!

> miriさんのご厚意に感謝です。また懇切なコメント、ありがとうございました。本文を一部訂正しました。

いえいえ、私は記事を書くときに
一部、DVDのパッケージの裏をまる写しにしたんですよ~。
ダメですよね~?
でもおかげさまで、頭に入りました。
書き写すって、頭に入りますよね!

> オムニバスは、昔から感想文を書きにくいので、ちょっと弱るところがあります。

たしかに・・・
一つのお話に絞るとか、全体の感想を書くとか・・・
でも「フランス式十戒」は、全部のお話の感想を書きたかったです♪

僭越ですが、アスカパパさんと、同じお話を一番良いと思えて
私はとっても嬉しいです!

  1. 2012/11/28(水) 20:46:19 |
  2. URL |
  3. マミイ
  4. [ 編集 ]
miriさん、こんばんは。

>一つのお話に絞るとか、全体の感想を書くとか・・・
>でも「フランス式十戒」は、全部のお話の感想を書きたかったです♪
アスカパパさんへの返信のお言葉ですが、本当にそのとおりだと思いました。
どれか一つを選ぶなんて無理ですね。
どのお話もおもしろかったです。

>結末は絶対にそうなると思った通りだった!
第三話は私もそうでした。でも、わかっていてもどうにもならない・・・
どうする事もできない悲しさがありました。

ちょっと長くなってしまったのですが、記事を書きましたので
またお暇なときに読んでみてください。
(リンクにいれています。)

マミイさん、こんばんは☆

  1. 2012/11/29(木) 19:01:06 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> >一つのお話に絞るとか、全体の感想を書くとか・・・
> >でも「フランス式十戒」は、全部のお話の感想を書きたかったです♪
> アスカパパさんへの返信のお言葉ですが、本当にそのとおりだと思いました。
> どれか一つを選ぶなんて無理ですね。
> どのお話もおもしろかったです。

そうですね~。
オムニバス得意な監督の作品の中でも、特に光る作品だと思います♪

> >結末は絶対にそうなると思った通りだった!
> 第三話は私もそうでした。でも、わかっていてもどうにもならない・・・
> どうする事もできない悲しさがありました。

涙、ナミダですよね・・・。
どうにかならなかったのか?と思うけど・・・。

> ちょっと長くなってしまったのですが、記事を書きましたので
> またお暇なときに読んでみてください。
> (リンクにいれています。)

有難うございます。
後ほどお邪魔いたしますね~☆

*********************

>もっと盛大にしてほしいです。多くの人にジェラール様を知ってほしいです。

多くの人に知ってもらうためには、やはりオンエアが効果的と思います。
「赤と黒」ではなく、もうちょっと面白いのをオンエアしてほしかったです☆

承認待ちコメント

  1. 2013/11/24(日) 22:09:37 |
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古今東西、色々な映画が好きです♪
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