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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-517 イヴの総て

  1. 2010/02/17(水) 23:00:00_
  2. ジョセフ・L・マンキーウイッツ
  3. _ comment:6
All About Eve (イヴの総て) 1950年・アメリカ



イブの総て




 
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2010年2月17日(水)  BS NHKを録画したモノを鑑賞

監督 ジョセフ・L・マンキーウイッツ
主演 アン・バクスター(イヴ役)

感想
恐ろしい、繰り返す歴史、女優って本当に怖いイキモノだと思った。

ラストシーンでアップになっていた彼女、その後少しは売れたのかな?
気になる、ちょっとバーグマンに似ていた。

売り出し中の演技の下手な女優役の
可愛らしいモンロー、ひと目見て分かった、彼女だと
本当にお色気もあるけど、可愛らしいのよね、彼女は。お顔も、仕草も。

このお話の中で、私はやっぱり演出家の妻に同情します。
してはいけない事をして、ゆすられて。まぁそれとは関係なしにあの女・イヴは、のし上がったけどね・・・。

一番の曲者は、あの男・アディスン、迫力が違うわ~! 
日本の女優にも、やっぱり「パパさん」のような男性は居るんだろうか??? 
今はともかく、昔はそういう事、あっただろうね~!!!

ブロードウェイ、って、中に入ると“こんなもん”なんだよね。

途中で、この女ヘンだぞ、もしかして全部作り話?と思ったけど、まさかあそこまでとは!

大女優・マーゴの彼氏・ビルは、いろんな事関係なしに、最初からマーゴが好きだったんだから、
この話の筋とは関係ないし、プロデューサー夫妻も、長い年月の絆があるからね・・・。

最後前の受賞シーンのイヴの言葉で、一人ひとりにお礼を言って、その人々がアップになって、
何とも言えない顔をして、無関係の人々がコロッと騙されているところも面白かった。

その後の場面のマーゴのセリフ「あんたには愛がないから、賞にすがって生きれば?」正解だと思う。
恩人に手ひどい裏切り方して、
特に声をかけてくれた演出家の妻をゆするだけならともかく(妻も悪いから)夫を盗ろうとするなんて! 
愛してくれる男が現れるとは思えない、アディスンの愛人で一生終わればイイんだわ!

ラストのホテルの部屋で、最初はイヴの親戚?か何かがお金をたかりに来たのか?と思ったけど、
高校生と名乗った女に、
自分の使った手なのに、コロッと騙されるイヴが、
あの時のマーゴと一緒で、歴史は繰り返す・・・
おかしかった


そうね、疲れると、魔が差すのかな? 
いずれこのガウンもトロフィーも私のモノと、自信たっぷりのアップ!
何でもやる、夢をかなえる為なら、女優になれるなら、と。

主婦はその点、弱い・・・自分の立場を守るだけで精一杯、ちょっとした出来心で自分を苦しめる・・・

「サンセット大通り」と同じ年の作品で、あちらは50歳で、リタイアした女優、
こちらは40歳で、もう舞台から降りなければならないような状況の女優、
現代とは年齢感覚が違っていて、(60年前の作品)
今だと、80歳でも、90歳でも、女優でも、何でも、現役の仕事をする女性は多い・・・

色々と考えさせられる映画だったけど、作りは単純 で、
見ている時はドキドキハラハラ面白かったけど、
見ごたえ的には「・・・」だと思った

オスカーは、まぁ納得かな?

なんで、DVDのパッケージ、ベティ・デーヴィス(大女優・マーゴ役)なのかしら?やっぱり、当時の序列?




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comment

これ怖かったですよね

  1. 2010/03/08(月) 10:36:51 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
わたしはすっかりイヴに騙されてしまって、それが分かった時には唖然としてしまいました。
舞台裏を描いた作品はどろどろしていてそんなに好きではないけれど、これは意外とスカッと終わったので良かったです。

>最後前の受賞シーンのイヴの言葉で、一人ひとりにお礼を言って、その人々がアップになって、何とも言えない顔をして、無関係の人々がコロッと騙されているところも面白かった。

このシーンは今でもハッキリ覚えています。彼らとイヴの間に見えない壁が・・・。
マーゴのときは守ってくれる人がいたけど、イヴのときにはひとりで堕ちるところまで堕ちるしか道は残ってないんでしょうね~。

こんにちは。

  1. 2010/03/08(月) 19:57:40 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
コメントありがとうございます。いま、トラックパ゛ックもさせていただきました。
たいへん古い映画をご覧になったのですね。尊敬します。私は若い頃に観た映画ですので、違和感のようなものはありませんが、今この映画を鑑賞すれば、多少は、古色蒼然といった感じもすると思いますから。
マリリン・モンローって女優、当時は知りませんでした。(笑)
確かに現代とは年齢感覚も違っていたでしょうね。マーゴは映画の上ではそうでしたが、演じたベティ・デイヴィスは、79歳の時に「八月の鯨」に出演していますから凄いと思いますし、共演したリリアン・ギッシュは90歳でしたから、例外もあるようです。

宵乃さん、こんばんは☆

  1. 2010/03/08(月) 21:38:06 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難う~!

> わたしはすっかりイヴに騙されてしまって、それが分かった時には唖然としてしまいました。

途中で変だと思っても、まさかあそこまで・・・と、
宵乃さんは信じ切っていらして、余計ショックだった事でしょうね~!

> 舞台裏を描いた作品はどろどろしていてそんなに好きではないけれど、これは意外とスカッと終わったので良かったです。

そうですね、終わり方は面白かった・・・良かったと思います☆

> 彼らとイヴの間に見えない壁が・・・。
> イヴのときにはひとりで堕ちるところまで堕ちるしか道は残ってないんでしょうね~。

イブがあのまま愛を知らない場合、こわいですね~!
でも、もしかして真実の愛を知ると、もっと怖いのかも???

ホントに恐い映画でした~!
では、またね~♪

アスカパパさん、こんばんは☆

  1. 2010/03/08(月) 21:43:37 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
お忙しい中、コメントのお返事とこちらのコメントとトラックバックを有難うございました☆

> たいへん古い映画をご覧になったのですね。尊敬します。私は若い頃に観た映画ですので、違和感のようなものはありませんが、今この映画を鑑賞すれば、多少は、古色蒼然といった感じもすると思いますから。

いえいえ、古さはあまり感じませんでした。
ブロードウエイの内幕モノ・・・興味深く鑑賞しました。

> マリリン・モンローって女優、当時は知りませんでした。(笑)

この頃は無名に近かったようですが、私は彼女が好きなので・・・。
見る前に「出ている」と知っていたので、分かったのだと思います。

> 確かに現代とは年齢感覚も違っていたでしょうね。マーゴは映画の上ではそうでしたが、演じたベティ・デイヴィスは、79歳の時に「八月の鯨」に出演していますから凄いと思いますし、共演したリリアン・ギッシュは90歳でしたから、例外もあるようです。

そうですか~!あのお二人は生涯現役だったのですね~!
このお話の中では、40歳でも舞台を降りなければならないような感じでしたが、
本人たちがそうやって女優を続けられた事は、素晴らしい事ですね!
いつも勉強になります、有難うございます☆

では、今日はこれで・・・。

マンキーウィッツだったのね

  1. 2015/12/03(木) 23:25:44 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
 miriさん、こんばんは

「イヴの総て」と「サンセット大通り」
観ていて面白いというか楽なのは「イヴの総て」の方でした。
でも、観ていてシンドイ分、印象は「サンセット大通り」に軍配を上げます。
手塚さんの「ブラック・ジャック」で既視感があるのに、
それでも映画として印象が強かったです。

アディスン役のジョージ・サンダース
「レベッカ」の時はゴキブリくらいの厭らしさだったけど。
本作では爬虫類、毒蛇(蛇、大嫌い!)の厭らしさに進化してました。
もう、この人、善人役で出て来ても勘繰ってしまいます。(笑)

「イヴの総て」ってW・ワイラーだと、ずっと勘違いしてました。(汗)

Re: マンキーウィッツだったのね

  1. 2015/12/04(金) 08:33:46 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
鉦鼓亭さん、おはようございます☆
コメントを有難うございます☆

> 「イヴの総て」と「サンセット大通り」

またまたすごい組み合わせで・・・笑。

> 観ていて面白いというか楽なのは「イヴの総て」の方でした。
> でも、観ていてシンドイ分、印象は「サンセット大通り」に軍配を上げます。
> 手塚さんの「ブラック・ジャック」で既視感があるのに、
> それでも映画として印象が強かったです。

仰ること分かる気がします(ブラック・ジャックはほとんど知りませんが・・・汗)。

「イヴの総て」は、もうあんまり記憶になくて
多少印象的なシーン等はありますが
その2作品なら、楽に見られるのは、そちらでしょうね~。

「サンセット大通り」は、けっこう覚えています。
映画を見る事を再開して、すぐに見た作品で、本当に怖かったし・・・
たしかに映画としての軍配はこちらにあがるように思います。。。。

> アディスン役のジョージ・サンダース
> 「レベッカ」の時はゴキブリくらいの厭らしさだったけど。
> 本作では爬虫類、毒蛇(蛇、大嫌い!)の厭らしさに進化してました。
> もう、この人、善人役で出て来ても勘繰ってしまいます。(笑)

すみません、今調べたのですが、どうにもこうにも思い出せなくて・・・。
でも私生活と亡くなり方も凄かったのですネ~「ギョエ」ーっと思いました!

> 「イヴの総て」ってW・ワイラーだと、ずっと勘違いしてました。(汗)

マンキーウイッツだったのよね~笑。

今日ゆっくりと(特に「イヴの総て」について)思い出せたら、
思い出してみようと思います・・・無理かもしれないけど・笑。

なので、鉦鼓亭さんの記事には、今夜お邪魔させて頂きますね~!!!
良い一日を♪


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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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