映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-131  血と砂

  1. 2013/11/28(木) 23:00:00_
  2. 岡本喜八
  3. _ comment:2
血と砂  1965年・日本



(映画は白黒です)

血と砂




 
.


2013年11月28日(木)  日本映画専門チャンネル

監督 岡本喜八
主演 三船敏郎  (小杉曹長 役)

感想
岡本監督の作品は少ししか見たことありませんが、全部好きで、
この映画は まぎれもなく1番、
そして今まで見た全部の
戦争を扱う邦画の中で一番だな~って思いました☆



この映画を見ていて、最終盤の前までは
どうしても「スウィングガールズ」という
(私にとっての)駄作が浮かんで仕方なかったです。

そう、この映画とその映画は、すべての面で完全なる対称だから・・・
まぁ最終盤はそんなこと考えもせずに
引き寄せられ、目を離せず、見切ったのですが。

音楽学校を卒業しただけの子供とも言えるあの兵隊たち・・・
一人ひとりの名前を、扱う楽器で呼ぶ・・・
戦争さえなければね・・・
そう、ピッチャーもね・・・情けをかけるとあぁなるのよね・・・。

そして「慰安婦」と呼ばれる方のことで
この映画に描かれているような感覚は、今まで見たことないように思いますが、
実際のことは知らないのだから、
もしかしたら「お春さん」のような方はいらしたのかもしれない・・・と思います。
(お春さんのような人がいた事は、今の時代には大きな声で言っては叱られますよね?)

三船さん演ずる曹長の、心境が最後の最後に分かるところがあって、
泣かせるよね~
もちろんそれまでのほぼ全編を引っ張る、役柄としても、俳優としても、
ものすごい「力」が・・・スターと呼ばれるはずだよね、と。

仲代達也さん演ずる隊長さんの、お目々の大きくて可愛らしいこと☆
あ、もちろんそんな感想はアレですけど、
私的には目を引きました。

佐藤充さんの、お若いこと!
やっぱ食べる事って、毎日まいにちの事だから、
戦争映画では、私は最近、この関係(配膳関係)に興味が すごく あるから、
この役柄にも気持ちが向き、最初の例の件が伏線となっている事が
面白いな~って思いました。

あと、葬儀屋さん、あぁいうヒトって本当にいたのでしょうか?
彼のユニークな?言動の数々、真実をついているように思いました♪

よく書かれている事ですが、
私もあのラストは凄いと思います。


長いこの映画を見て、色々な恐ろしい場面(や 滑稽な場面)を見て、
最後の最後にあのシーンを見ると、戦争って・・・と思わされます。

うまく書けなかったけど、この映画は、一生涯忘れられそうにないです。

1月に録画して怖そうでずっと見ずに来たけど、
今月は良い邦画を いっぱい見て、その勢いで見られました。

邦画は あんまりヒットしなかった今年の中で、
特別な November に なりました☆  有難うございました。




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comment

こんばんは!

  1. 2013/12/08(日) 22:43:19 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
 この記事に導かれて観ました。

ファーストシーンから喜八監督の持ち味の一つ「諧謔」が出ていて、上手く作品に乗れるか、ちょっと心配でしたが、それが良い方向に出ていて杞憂に終わりました。
(「ダイナマイトどんどん」では、途中でパワーが切れて滑ってた)
脂が一番乗ってた頃なのでしょうが、緩急自在の演出に「冴え」と「切れ」が有ったと思います。

佐藤充さんの、お若いこと!>
東宝の戦争モノには必ず出てきて印象を残すんですよね。
大好きな人なんです。
「二百三高地」といい、こういう役が一番似合ってる。

伊藤雄之助さん(葬儀屋)>
オイシイ役だけど、流石に上手い。
(この作品、この役を演じる俳優が下手だと、ぶち壊しになると思います)
「絶対、靖国なんか行くなよ、他の神様に苛められるからな」
しみじみ言う所が良かった。

団玲子(お春さん)>
芯が強くて、健康的にエロっぽい。
こんなに色気の有る彼女を見たのは初めてです。
良かった。
監督、彼女の最後の台詞を、どうしても言わせたかったんだろうけど、どうだろう。
(映画だから)彼女も巻き添えで、手に金鵄勲章持ったまま「戦死」の方が、「虚しさ」が出るような気もするんだけど・・・。

三船なん・スターと呼ばれるはずだよね>正真正銘のスターだと思います。
観るために映画館で「お金」を払う価値の有る俳優さんでした。

miriさん程、感銘は受けなかったけど、岡本監督の代表作の一つに数えられる上質の作品だと思いました。
良かったです。
(以前から観なければと思ってた「肉弾」を、来年、観る事に決めました)

鉦鼓亭さん、こんにちは☆

  1. 2013/12/09(月) 14:31:52 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

>  この記事に導かれて観ました。

それはそれは・・・有難うございます☆

> ファーストシーンから喜八監督の持ち味の一つ「諧謔」が出ていて、上手く作品に乗れるか、ちょっと心配でしたが、それが良い方向に出ていて杞憂に終わりました。
> (「ダイナマイトどんどん」では、途中でパワーが切れて滑ってた)
> 脂が一番乗ってた頃なのでしょうが、緩急自在の演出に「冴え」と「切れ」が有ったと思います。

それは良かったです♪

> 佐藤充さんの、お若いこと!>
> 東宝の戦争モノには必ず出てきて印象を残すんですよね。
> 大好きな人なんです。
> 「二百三高地」といい、こういう役が一番似合ってる。

そう言えば、出ていらっしゃいましたね~。
ホント、お似合いで☆

> 伊藤雄之助さん(葬儀屋)>
> オイシイ役だけど、流石に上手い。
> (この作品、この役を演じる俳優が下手だと、ぶち壊しになると思います)
> 「絶対、靖国なんか行くなよ、他の神様に苛められるからな」
> しみじみ言う所が良かった。

あのシーン、良かったですね。
別の俳優さんでは考えられないですね!

> 団玲子(お春さん)>
> 芯が強くて、健康的にエロっぽい。
> こんなに色気の有る彼女を見たのは初めてです。
> 良かった。

ハイ、女目線で見ても、素敵な女性でした♪

> 監督、彼女の最後の台詞を、どうしても言わせたかったんだろうけど、どうだろう。
> (映画だから)彼女も巻き添えで、手に金鵄勲章持ったまま「戦死」の方が、「虚しさ」が出るような気もするんだけど・・・。

私は今のままの方が良いように思いますが・・・。

> 三船さん・スターと呼ばれるはずだよね>正真正銘のスターだと思います。
> 観るために映画館で「お金」を払う価値の有る俳優さんでした。

ハイ、現役当時は好きではなかったけど
今になってやっと良さの分かる、素晴らしい俳優さんです☆

> miriさん程、感銘は受けなかったけど、岡本監督の代表作の一つに数えられる上質の作品だと思いました。
> 良かったです。

せっかく見て頂いて、良くなかったら(仕方ないのですが)やっぱ悲しいので、
嬉しいです☆ 
そう仰って下さって、本当に有難う~!

> (以前から観なければと思ってた「肉弾」を、来年、観る事に決めました)

そうですか・・・未見です。
どこかでご縁があったら私も見たいと思います♪


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